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『FX戦士くるみちゃん』くるみは自己破産する?1億円超の借金とその後を解説

スイスフランショックで、くるみの口座に残ったのは利益ではありませんでした。

1億円を超える不足金です。

母親がFXで失った2000万円を取り戻すために相場へ入った福賀くるみが、最後には母親の損失を大きく上回る負債を抱える。『FX戦士くるみちゃん』の中でも、読んでいて胃が痛くなる展開です。

「1億円なんて返せるの?」
「くるみは自己破産する?」
「自己破産したら借金はどうなる?」
「その後もFXを続けるの?」

と気になった人も多いでしょう。

原作では、くるみは自己破産を選びます。

第43話で父親に事情を打ち明け、自己破産する意思を伝えます。続く第44話では、自己破産が認められた後の生活まで描かれます。

ただし、物語は「自己破産して全部解決。めでたしめでたし」では終わりません。

くるみが本当に手放したのは1億円超の借金だけではなく、長いあいだ抱えていた「母親が失った2000万円を自分が取り戻さなければならない」という思いでした。

この記事では、くるみが自己破産するまでの流れ、1億円を超える負債を抱えた理由、第43話・第44話で何が起きたのか、その後までネタバレありで整理します。

※『FX戦士くるみちゃん』8巻・9巻の重大なネタバレを含みます。
※自己破産に関する説明は作品理解のための一般的な補足です。実際の手続きは個別事情で扱いが変わるため、法律相談ではありません。

目次

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くるみは自己破産する?第44話で認められる

まず答えを整理します。

福賀くるみは自己破産します。

第43話で自己破産を決意し、父親へ1億円を超える負債を抱えたことを打ち明けます。

第44話では手続きが進み、自己破産が認められた後のくるみが描かれます。

流れを簡単にまとめると、次のとおりです。

知りたいこと原作での答え
くるみは自己破産する?する
自己破産を決める話第43話
自己破産が認められた後第44話
単行本9巻
負債1億円超
原因スイスフランショックによる急激な相場変動
父親に話す?第43話で打ち明ける
くるみは死亡する?死亡しない
自己破産で漫画は終わる?終わらない。物語は続く

KADOKAWA公式の9巻紹介でも、「FXと人生と向き合い、新たなステージへ」と案内されています。

自己破産は物語の終点ではありません。

くるみにとっては、FXで勝つか負けるかとは別の場所で人生を立て直すための区切りです。

くるみはなぜ1億円を超える借金を抱えた?

くるみの負債がここまで膨らんだ直接の原因は、スイスフランショックです。

2015年1月、スイス国立銀行が続けていた対ユーロの為替政策を突然撤廃し、スイスフラン相場が急変しました。

『FX戦士くるみちゃん』では、この実際に起きた市場の混乱にくるみが巻き込まれます。

相場が少し逆に動いた程度ではありません。

値動きがあまりに急だったため、損失を限定するはずの仕組みも十分に働かず、口座残高を超える不足金が発生します。

母親の2000万円を取り戻すはずだった

くるみがFXを始めた理由は、最初から単純な「お金持ちになりたい」だけではありません。

KADOKAWA公式の第1巻紹介では、くるみの母親がリーマン・ショックの影響を受けてFXで2000万円を失い、その後亡くなったことが明かされています。

大学生になったくるみは、

母親が失った2000万円を、自分がFXで取り戻す

と考えて相場へ入ります。

最初は母親の損失を取り返すためだったはずなのに、取引を重ねるにつれてFXそのものから離れられなくなっていきます。

利益が出れば「もっと増やせる」と思う。

損失が出れば「取り返さなければ」と思う。

勝っても終われないし、負けても終われない。

2000万円という目標は、いつの間にか「FXを続ける理由」に変わっていきます。

スイスフランショックで状況が一変する

くるみはスイスフランをめぐる取引で大きなポジションを持ちます。

そこへスイスフランショックが直撃します。

急激な値動きによって損失は一気に広がり、最終的に1億円を超える不足金を抱えることになりました。

KADOKAWA公式8巻の紹介も、「1億円を取り返すために必死になったくるみちゃん」がさらに大きな危機へ追い込まれる内容になっています。

2000万円を取り返すために始めたFXで、1億円を超える負債を背負う。

数字だけを見ると皮肉ですが、『FX戦士くるみちゃん』の怖さは「あり得ないギャグ」で済ませないところにあります。

くるみ自身は、ここまで来てもすぐには相場から降りられません。

1億円を失っても、くるみはすぐ自己破産を選ばない

普通に考えれば、大学生が1億円を超える負債を自力で返すのは現実的ではありません。

読者から見れば「もう自己破産しかない」と感じる場面です。

ところが、くるみはすぐには負けを認めません。

残った資金を使い、FXで取り返そうとします。

負債を作った手段と同じFXで、負債を消そうとするわけです。

冷静に読めば危険な判断ですが、くるみの中では筋が通っています。

ずっと、

「損をしたら取り返せばいい」
「次に勝てば状況は変わる」

と考えて相場に残ってきたからです。

金額が200万円でも2000万円でも1億円でも、発想そのものは変わりません。

「もう一度勝てばいい」が通用しなくなる

相場で負けた経験があるから、次はうまくできる。

今度こそ冷静に取引できる。

大きく張れば、一度の勝負で状況を戻せる。

くるみは何度も同じ方向へ考えます。

一時的に資金が増えれば、なおさら「まだ終わっていない」と感じてしまいます。

けれど、最終的には残っていた資金まで失います。

FXでFXの損失を取り返す道が閉じたことで、ようやく「相場の外で問題を処理する」という選択肢が見えてきます。

くるみは死亡しない|追い詰められたところを萌智子に助けられる

1億円を超える不足金を抱えたくるみは、精神的にも追い詰められます。

母親がFXで大きな損失を出した末に亡くなった過去を持つだけに、同じ方向へ進んでしまうのではないかと不安になる展開です。

実際、くるみは自分の人生を終わらせることまで考えます。

ただし、くるみは死亡しません。

小金萌智子とのやり取りを経て踏みとどまり、問題から逃げ切るのではなく、父親へ事情を話す方へ進みます。

読者としては、1億円超の数字に目を奪われやすい場面です。

でも、くるみの物語が本当に動くのは、チャートが大暴落した瞬間よりも、そのあとです。

「自分で取り返す」と言い続けてきたくるみが、初めて一人で抱えるのをやめます。

第43話で父親にすべてを打ち明け、自己破産を決める

第43話では、くるみが父親と向き合います。

MANGA Watchも第43話について、1億円を超える負債を抱えたくるみが自己破産を決意し、父と対峙する回と紹介しています。

くるみにとって、父親へ話すのは簡単ではありません。

母親のFXで家庭が壊れた過去があるからです。

母親が失った2000万円を取り戻すつもりだった。

その娘が、今度は1億円を超える負債を作った。

「失敗しました」と言うだけでは済まない重さがあります。

父親に嫌われることを恐れていた

くるみが恐れていたのは、お金だけではありません。

父親に知られることです。

FXで亡くなった母親を見てきた父に、自分も同じFXで大きな負債を作ったと話さなければならない。

くるみにとっては、1億円の請求書と同じくらい怖い場面だったはずです。

それでも逃げずに話します。

自己破産を選ぶ場面は、金融手続きの説明だけで終わりません。

くるみが「自分一人で何とかする」という意地を手放す回でもあります。

第44話で自己破産が認められる

第44話では、くるみの自己破産が認められた後が描かれます。

MANGA Watchは、自己破産が認められてようやく心安らかになったくるみが、仲間とたこ焼きパーティーを楽しむ回と紹介しています。

1億円を超える負債を抱えた直後とは、空気がまったく違います。

チャートを見て吐きそうになる。

支払いをどうするか考え続ける。

誰にも言えずに追い詰められる。

そんな時間から離れ、友人と食卓を囲めるところまで戻ってきます。

自己破産は「勝ち逃げ」ではなく、負けを受け入れる場面

自己破産と聞くと、

「借金がなくなって得をした」
「FXで負けても破産すれば終わり」

と受け取りたくなるかもしれません。

『FX戦士くるみちゃん』の流れを最初から読むと、そんな軽い終わり方には見えません。

くるみはお金を失いました。

母親の2000万円を取り戻す目標も果たせませんでした。

自分なら母親とは違う結果を出せる、という自信も壊れます。

父親にも、隠していた事実を話すことになります。

くるみが第43話・第44話で選んだのは「うまく逃げる方法」ではなく、勝てなかったことを認めて、生き直す方法です。

ここが9巻の読みどころだと思います。

自己破産後のくるみはどうなる?

自己破産が認められたからといって、くるみの人生が終わるわけではありません。

第44話では、日常へ戻ろうとする姿が描かれます。

大学生としての生活があり、友人との時間もあります。

何より、くるみ自身が生きています。

「1億円を返せなければ人生終了」と思い詰めていた地点から、別の道へ進めるところまで戻りました。

作品自体も第44話で完結していない

第44話は非常に区切りのいい回なので、「最終回だったのでは?」と勘違いしやすいところです。

『FX戦士くるみちゃん』は第44話で完結していません。

2026年9月時点でも連載は続いており、KADOKAWAから第10巻が2026年9月18日に発売されています。

つまり、第44話は作品全体の最終回ではなく、くるみのFX人生に大きな決着がつく節目です。

9巻で止めても一区切りを感じられますが、物語そのものはその先へ進みます。

くるみは自己破産したらFXをやめる?

「自己破産したのだから、もう二度とFXをしないのでは?」

と思うのが普通です。

ただ、『FX戦士くるみちゃん』は更生物語としてきれいに終わる漫画ではありません。

第44話まで読むと、くるみと相場の関係は単純に「嫌な思いをしたから卒業」で片づけられないことが分かります。

母親の2000万円を取り戻すという理由だけで何年もFXを続けていたわけではない。

勝ったときの高揚感。

チャートを読む楽しさ。

大金が一瞬で動く感覚。

くるみ自身が、FXに魅了されていた部分もあります。

自己破産によって生活を立て直せても、相場で味わった感覚まで消えるわけではありません。

作品が第44話で終わらないのも、ある意味では自然です。

くるみの本当の転換点は「自己破産」より父親への告白

1億円超の負債や自己破産は、検索でも目を引く言葉です。

物語として読み返すと、もっと印象に残るのは父親へ話したことでした。

くるみはずっと、一人で問題を解決しようとします。

母親の2000万円も、自分が取り返す。

FXで負けたら、FXで戻す。

大きな不足金が出ても、自力で何とかする。

考え方の根っこはずっと同じです。

自己破産を選んだとき、初めて「自分一人で全部元に戻す」という考え方から降ります。

母親の失敗をなかったことにする必要もない。

2000万円を取り返さなくても、生きていける。

1億円を返し切れなくても、人生そのものを終わらせる必要はない。

第43話・第44話は、お金の決着よりも、くるみが長年背負ってきた役目から降りる回として読むと印象が変わります。

現実の自己破産もFXの借金なら必ず認められる?

漫画を読んで、

「FXで1億円負けても自己破産できるなら問題ないのでは?」

と考えるのは危険です。

現実の自己破産は、申立てをすれば自動的にすべての返済義務が消える制度ではありません。

東京地方裁判所の説明では、個人が借金の返済責任を免れるには、破産手続とは別に免責許可を受ける必要があると案内されています。

大阪地方裁判所も、浪費やギャンブルなどは免責不許可事由の例になる一方、事情によっては裁判所の裁量で免責が認められる場合があると説明しています。

FXによる損失についても、実際の手続きでは取引の経緯や財産状況などを含めて判断されます。

「FXで負けたら自己破産すれば必ずゼロになる」とは考えないでください。

『FX戦士くるみちゃん』では自己破産が認められますが、漫画内の結末と現実の法的判断は分けて考える必要があります。

実際に債務で困っている場合は、漫画やネット記事だけで判断せず、弁護士などの専門家や裁判所の案内を確認してください。

くるみが自己破産する話を読むなら何巻?

くるみが1億円を超える負債を抱えてから自己破産するまでを追うなら、8巻と9巻が中心です。

8巻|スイスフランショックで1億円超の負債へ

8巻では、くるみのFX人生が一気に崩れます。

KADOKAWA公式も8巻について、1億円を取り返そうと必死になったくるみが「まさかの大負け」をする巻として紹介しています。

スイスフランショックの恐ろしさ。

巨大な損失を目の前にしたくるみの心理。

それでもFXで取り返そうとする危うさ。

自己破産に至る原因を読みたいなら、8巻からです。

9巻|父親への告白から自己破産後まで

9巻では、負債を抱えた後のくるみが「どう生きるか」を選びます。

KADOKAWA公式の紹介文は、

「FXと人生と向き合い、新たなステージへ。」

です。

第43話では父親と向き合い、第44話では自己破産が認められた後まで進みます。

「くるみは自己破産する?」
「借金はどうなる?」
「その後は?」

という疑問を解消したいなら、9巻が本命です。

TVアニメ『FX戦士くるみちゃん』は2026年10月1日から放送

TVアニメ『FX戦士くるみちゃん』は、2026年10月1日から放送開始です。

公式サイトでは、AT-X、TOKYO MX、BS11、カンテレでの放送が案内されています。

主人公・福賀くるみ役は鈴木愛奈さん。

小金萌智子役は瀬戸麻沙美さん、山師芽吹役は伊藤彩沙さん、高根やす子役は岡咲美保さんです。

アニメから作品を知った場合、自己破産までの流れをすぐに知りたくなるかもしれません。

原作では8巻から9巻にかけて描かれるかなり先の展開です。

アニメが第1期でどこまで映像化するかは、2026年9月27日時点では公式に最終到達話が発表されていません。

先の展開を自分で読みたい人は、まず1巻から追うか、破滅編を集中して読みたいなら8巻・9巻を確認すると分かりやすいでしょう。

TVアニメ『FX戦士くるみちゃん』公式サイト

よくある質問

FX戦士くるみちゃんは自己破産しますか?

はい。

くるみは1億円を超える負債を抱えたあと、第43話で自己破産を決意します。

第44話では自己破産が認められた後の生活が描かれます。

くるみが自己破産するのは何巻ですか?

9巻です。

8巻でスイスフランショックによる大損失が描かれ、9巻で父親への告白、自己破産、その後まで進みます。

くるみの借金はいくらですか?

原作では、スイスフランショックによって1億円を超える不足金を抱えます。

大学生が通常の収入で返せる規模ではなく、くるみを精神的にも追い詰めます。

くるみは1億円をFXで取り返しますか?

取り返しません。

大きな負債を抱えたあともFXで挽回しようとしますが、最終的には相場で返済する道を諦め、自己破産を選びます。

くるみは死亡しますか?

死亡しません。

追い詰められて危険な状態になりますが、萌智子とのやり取りなどを経て踏みとどまり、父親へ事情を話して生き直す道へ進みます。

くるみの母親はなぜ死亡したのですか?

KADOKAWA公式の第1巻紹介では、母親はリーマン・ショックの影響でFXで2000万円を使い込み、その後自ら命を絶ったと説明されています。

くるみがFXを始める動機にも深く関わる出来事です。

自己破産したら漫画は最終回ですか?

いいえ。

第44話はくるみの物語に大きな区切りがつく回ですが、『FX戦士くるみちゃん』自体は連載中です。

2026年9月18日には第10巻も発売されています。

FXの借金は現実でも自己破産できますか?

一律には言えません。

現実では、破産手続を始めただけで返済義務が自動的になくなるわけではなく、免責許可を受ける必要があります。

取引の経緯などによって判断が変わるため、実際に困っている場合は弁護士などの専門家へ相談してください。

『FX戦士くるみちゃん』は何巻まで出ていますか?

2026年9月27日時点では10巻まで発売されています。

第10巻は2026年9月18日発売です。

まとめ

『FX戦士くるみちゃん』で福賀くるみは、スイスフランショックによって1億円を超える不足金を抱えます。

母親が失った2000万円を取り戻すために始めたFXで、その何倍もの負債を作ってしまいました。

それでも最初はFXで取り返そうとします。

くるみらしい選択ですが、状況は好転しません。

追い詰められた末に萌智子の助けを受け、父親へすべてを打ち明けます。

第43話で自己破産を決意し、第44話では自己破産が認められた後まで描かれます。

1億円超の借金が目立つエピソードですが、9巻で読んでほしいのは金額だけではありません。

ずっと「母親の2000万円を取り戻す」と背負ってきたくるみが、負けを認め、父親に話し、生き続ける道を選ぶ。

その変化まで読むと、自己破産編の印象はかなり変わります。

スイスフランショックの絶望から読みたい人は8巻。

父親への告白、自己破産、その後まで確認したい人は9巻がおすすめです。

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