※ネタバレ注意:この記事は、公式の対談・コラム・作品紹介の内容と、主人公のモデルになった実在の人物についての史料の紹介を扱います。史実の人物の最期にもふれるので、物語の先を知りたくない人は注意してください。
天幕のジャードゥーガル モデルについて、結論からいうと、主人公ファーティマ(物語の序盤では「シタラ」)は実在した人物をもとにしています。作者のトマトスープさん本人が、秋田書店のWEBマンガサイト「Souffle」の特別対談で「ファーティマは実在した人物なのですが」と話しています。物語を最初から読むなら漫画1巻からです。
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天幕のジャードゥーガル モデルの結論
| 項目 | 公式の情報からわかること |
|---|---|
| 主人公ファーティマ(シタラ) | 実在した人物(作者の発言) |
| 主人公の出身地 | トゥース(Souffle のコラム) |
| 「シタラ」という名前・トゥースでの生い立ちは創作か | 公式では触れられていない |
| ドレゲネ・オゴタイ | 実在の人物(秋田書店の作品紹介・作者の対談) |
| 人物ごとの創作の度合い | 公式では触れられていない |
作者が語った「ファーティマは実在した人物」
Souffle の特別対談(2024年8月30日公開)で、トマトスープさんは「ファーティマは実在した人物なのですが、彼女のことを初めて知ったときは、もっとたくましくて器用に生きた人なんだろうな、と思っていたんです」と話しています。調べていくうちに「実はかなり不器用だったのかもしれない」と考えるようになった、とも語っています。
同じページの紹介文でも、この作品は「徹底した取材と史料研究・時代考証によって実在の人物を物語作品で甦らせ」た作品だと説明されています。
主人公の出身地はトゥース
Souffle のコラム『もっと!天幕のジャードゥーガル』(2024年1月25日公開)では、モンゴル帝国の遠征で攻められた都市の1つとしてトゥースが挙げられ、「マンガ本編の主人公シタラ/ファーティマの出身地」と書かれています。
史実のファーティマ(参考)
講談社の「現代新書」のWEB記事(楊海英さん「女性摂政を支えたファティマという女──はたして悪女だったのか?」)では、史料の中のファティマが、オゴダイ・ハーンの妃トゥレゲネ・ガトン(作中のドレゲネ)を支えた侍女として紹介されています。トゥレゲネ・ガトンの死後に後ろ盾を失い、逮捕・拷問のうえ処刑されたと記録されている、とあります。
この記事は作品の公式のものではなく、歴史の解説です。漫画の中のファーティマとどこまで同じかは、公式では触れられていません。
「シタラ」という名前や生い立ちは創作?
公式では触れられていません。Souffle の対談とコラム、秋田書店の作品紹介を確かめましたが、「シタラ」という名前やトゥースでの生い立ちが創作かどうかは書かれていませんでした。
ほかの登場人物にもモデルはいる?
秋田書店の作品紹介には「第2代皇帝・オゴタイの第6夫人でモンゴル帝国に複雑な思いを抱く女・ドレゲネ」とあり、ドレゲネとオゴタイも、モンゴル帝国に実在した人物として描かれています。作者のトマトスープさんも対談で「モンゴル帝国の正史では、ファーティマやドレゲネは悪役として描かれることが多い」と話しています。
ただし、それぞれの人物をどこまで史実どおりに描き、どこを創作しているかは、公式では触れられていません。
まとめ
- 主人公ファーティマ(シタラ)は実在した人物をもとにしていると、作者が対談で話しています。
- 出身地はトゥースと、Souffle のコラムに書かれています。
- ドレゲネとオゴタイも実在の人物だと、秋田書店の作品紹介と作者の対談からわかります。
- 「シタラ」という名前や生い立ち、人物ごとの創作の度合いは、公式では触れられていません。
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