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九条の大罪みたいな漫画7選!社会の闇と法の境界を描く作品を厳選

『九条の大罪』を読んで、「同じように社会の裏側まで踏み込む漫画をもっと読みたい」と思った人も多いのではないでしょうか。

半グレ、ヤクザ、前科者、交通事故、薬物、介護施設、不正ビジネス。九条間人が受ける依頼は、すっきり善悪を分けられるものばかりではありません。

弁護士は依頼人を守る仕事です。

依頼人が善人とは限りません。被害者の気持ちと法律上の結論が一致するとも限りません。

『九条の大罪』の面白さは、そんな現実を「悪い人を懲らしめる話」に変えず、法律、金、人間関係、裏社会が絡み合うところまで描く点にあります。

似た漫画を探すなら、「弁護士が出てくるか」だけではなく、社会の暗部、法律の使われ方、犯罪者側の論理、制度と現実のズレまで比べたほうが近い作品を見つけやすくなります。

特におすすめしたいのは、同じ真鍋昌平先生の『闇金ウシジマくん』、『弁護士のくず』、『ギャングース』です。

この記事では、『九条の大罪』が好きな人におすすめしたい漫画を7作品紹介します。どこが似ていて、どこが違うのかまで比べているので、次に読む一冊を選ぶ参考にしてください。

目次

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九条の大罪みたいな漫画のおすすめ一覧

まずは7作品の違いをまとめます。

作品名特に似ているところ法律・制度裏社会重さ読み味
闇金ウシジマくん同作者、社会の闇、金、犯罪、人間の弱さ○◎◎容赦がない
弁護士のくず弁護士、依頼人、法と感情のズレ◎△○ブラックユーモア
ギャングース半グレ、犯罪ビジネス、貧困、実社会のリアルさ△◎◎クライム・青春
ナニワ金融道法律を使った金の攻防、契約、借金◎○○社会派・金融
健康で文化的な最低限度の生活制度と現場、困窮者、社会問題◎△○現実的・人間ドラマ
イチケイのカラス刑事裁判、裁判官、法と真実◎△○リーガルドラマ
外道の歌犯罪者、被害者、法で裁ききれない悪△◎◎復讐・バイオレンス

一冊だけ選ぶなら、『闇金ウシジマくん』が最も入りやすいでしょう。

作者が同じだけでなく、社会の表側から見えにくい人々を取材に基づいた生々しさで描く点まで共通しています。

「九条という弁護士が依頼人にどう向き合うのか」が好きなら『弁護士のくず』。

壬生や半グレたちが動く裏社会の怖さをもっと読みたいなら『ギャングース』。

法律や制度が、使い方次第で誰かを守ったり追い詰めたりする部分に惹かれたなら『ナニワ金融道』も有力です。

『九条の大罪』が好きな人におすすめの漫画7選

1.闇金ウシジマくん

『九条の大罪』が好きなら、最初に読む候補はやはり『闇金ウシジマくん』です。

作者は同じ真鍋昌平先生。

主人公の丑嶋馨は、闇金融「カウカウファイナンス」を営む金貸しです。

店にやってくるのは、一般の金融機関から金を借りられなくなった人たち。借金をきっかけに、仕事、家族、恋愛、人間関係まで崩れていく姿が描かれます。

『九条の大罪』との一番大きな共通点は、社会の表面だけを見ていては分からない世界を、具体的な金や制度、人間関係まで含めて描くところです。

『九条の大罪』では、半グレやヤクザの依頼を受けた九条が、法律の範囲で依頼人に有利な方法を考えます。

『闇金ウシジマくん』では、法律から外れた金融業者の側から、金に追い詰められる人間を見ます。

立っている場所は違いますが、どちらも「正義の主人公が悪人を倒す漫画」ではありません。

善人にも弱さがあります。

悪人にも、その人なりの理屈があります。

選択を間違えた人が、簡単には元の生活へ戻れない現実も描かれます。

『九条の大罪』で印象に残りやすい、生活のすぐ隣に裏社会がある感覚も共通しています。

半グレや暴力団だけが特別な世界にいるわけではありません。普通に働いていた人が借金、事故、依存、詐欺などをきっかけに、一気にそちら側へ近づくことがあります。

違いは、法律との距離です。

九条はどれほど道徳的に批判されても弁護士であり、法律の内側から依頼人を守ろうとします。

丑嶋は違法な高金利で金を貸す側です。

そのため『闇金ウシジマくん』のほうが、読後に救いが残らないエピソードも多くあります。

『九条の大罪』の「自分も一歩間違えれば、事件に巻き込まれる側になるかもしれない」という怖さが好きなら、最も近い一冊です。

2.弁護士のくず

九条間人という弁護士そのものに魅力を感じているなら、『弁護士のくず』がおすすめです。

主人公の九頭元人は、言動だけを見れば「本当に弁護士なのか」と思うほど型破りな人物です。

相談者に対して無神経な言葉を投げることもあり、正義の味方らしい弁護士とはほど遠く見えます。

それでも、依頼された事件の裏側を見抜き、婚約破棄、相続、男女問題など、さまざまな案件を解決していきます。

『九条の大罪』と似ているのは、弁護士を「正しい人」として描かないところです。

九条間人も、世間から見れば悪徳弁護士と呼ばれてもおかしくない依頼を受けます。

飲酒運転をした半グレ、ヤクザ、前科者。

読者が感情的には擁護したくない人物でも、依頼人になれば法律上の権利があります。

『弁護士のくず』でも、感情と法律が一致しない事件が出てきます。

依頼人が嘘をつく場合もあり、相談してきた側が全面的な被害者とは限りません。

弁護士が仕事をするためには、「かわいそうだから助ける」「嫌な人だから助けない」では済まない部分があります。

違いは作品全体の温度です。

『九条の大罪』は半グレや暴力団が絡み、命の危険まで感じる重い話が多くあります。

『弁護士のくず』は社会問題を扱いながらも、九頭のキャラクターを生かしたブラックユーモアが多めです。

裏社会の緊張感より、「法律ではどう考えるのか」「人間の本音はどこにあるのか」を事件ごとに楽しみたい人に向いています。

弁護士漫画をもう一作読みたい人には、特に選びやすい作品です。

3.ギャングース

壬生や京極、半グレたちが動く裏社会のパートが好きなら、『ギャングース』をおすすめします。

主人公はカズキ、サイケ、タケオの3人。

彼らは犯罪者だけを狙って金品を奪う「タタキ」を行いながら、社会の底で生きています。

狙う相手として登場するのは、振り込め詐欺グループ、違法業者、半グレなど。

犯罪者を相手にする主人公たちも、法の側にいる人間ではありません。

『九条の大罪』との共通点は、裏社会を「怖いヤクザがいる世界」という一言で終わらせないところです。

犯罪にも組織があります。

金を集める役、電話をかける役、名義を用意する役、情報を売る人間など、表の会社とは違う形で人がつながっています。

『九条の大罪』でも、半グレやヤクザ同士の上下関係、金の流れ、弁護士や警察との距離が細かく描かれます。

『ギャングース』も、犯罪がどうビジネスとして成り立っているのかまで踏み込みます。

貧困との結びつきも見逃せません。

主人公たちは、恵まれた環境から刺激を求めて犯罪へ入った若者ではありません。

家庭や施設などで傷ついた過去があり、普通の社会へ戻ろうとしても簡単には戻れない状況にいます。

『九条の大罪』でも、犯罪者だからといって全員を同じ種類の悪人には描きません。

本人の選択と、生まれ育った環境。

どこまでが本人の責任なのか。

読んでいる側が簡単に答えを決められない人物が出てきます。

『ギャングース』は『九条の大罪』よりアクションが多く、犯罪者側の視点が中心です。

法律の駆け引きより、半グレや犯罪ビジネスの実態をもっと読みたい人に向いています。

全16巻で完結しているので、一気に最後まで読みたい人にもおすすめです。

4.ナニワ金融道

九条が法律を使って依頼人を守る場面に「そんな方法があるのか」と驚いた人には、『ナニワ金融道』がおすすめです。

主人公の灰原達之は、金融会社「帝国金融」で働き始めます。

そこで目にするのは、借金、手形、不渡り、差し押さえ、保証人、担保など、金と法律が絡む世界です。

『九条の大罪』との共通点は、法律を「正しいことをするための決まり」としてだけ描かないところにあります。

法律や契約にはルールがあります。

ルールを知っている人と知らない人では、同じトラブルに巻き込まれても結果が変わります。

『九条の大罪』でも、九条が知識を使うことで、一般人の感覚では想像しにくい方法で依頼人を守ることがあります。

道徳的には納得できなくても、法律上は認められる。

反対に、本人は悪いことをしたつもりがなくても、契約した以上は責任を負う。

『ナニワ金融道』は、そんな「知っている側が強い」世界を金融から描きます。

人物もきれいには描かれません。

借金をする側が常に被害者とは限らず、貸す側にも事情があります。

金が絡むと、それまで普通に見えた人が変わっていく場面もあります。

違いは時代です。

『ナニワ金融道』は1990年代に連載された作品なので、現在とは制度や社会状況が違う部分があります。

そのため、現在の法律や金融知識をそのまま学ぶための本として読むのは向いていません。

それでも、「制度や契約を知る人間がどう動くのか」「金が人間関係をどう変えるのか」という面白さは今でも強く残ります。

『九条の大罪』のリーガル要素と『闇金ウシジマくん』の金の怖さ、その両方が好きな人におすすめです。

5.健康で文化的な最低限度の生活

『九条の大罪』を読んで、犯罪そのものより「事件の背景にある社会問題」が気になった人には、『健康で文化的な最低限度の生活』があります。

主人公の義経えみるは、新卒で区役所に入った公務員です。

配属されたのは福祉事務所。

生活保護のケースワーカーとして、生活に困っている人たちと向き合うことになります。

弁護士漫画でも犯罪漫画でもありません。

それでも、『九条の大罪』と共通する部分があります。

制度があれば、すべての人を簡単に救えるわけではないところです。

生活保護には決まりがあります。

ケースワーカー個人が「助けたい」と思っても、本人の事情、家族、病気、依存、住居、収入などが複雑に絡みます。

制度上できることと、目の前の人が本当に必要としていることが一致しない場面もあります。

『九条の大罪』にも似た苦さがあります。

法律は人を守るためにありますが、九条が法律に従って仕事をした結果、被害者側から見れば納得できない結論になることがあります。

「制度が悪い」「利用する人が悪い」と単純には分けられません。

『健康で文化的な最低限度の生活』では、生活困窮、アルコール依存、DV、子どもの貧困、貧困ビジネスなど、現代社会のさまざまな課題を扱います。

『九条の大罪』の介護施設や困窮者をめぐるエピソードが印象に残った人なら、かなり相性がいいでしょう。

違いは主人公の立場です。

九条は制度を熟知した弁護士として、ときにはぎりぎりの場所まで踏み込みます。

えみるは新人ケースワーカーとして、分からないことや失敗も抱えながら成長します。

刺激の強い裏社会ものではなく、制度の現場をじっくり読む社会派漫画を探している人におすすめです。

6.イチケイのカラス

『九条の大罪』を読んで、「弁護士の反対側にいる裁判官は何を考えているのか」と気になった人には『イチケイのカラス』がおすすめです。

題材は刑事裁判。

主人公を中心に、裁判官や書記官など、裁判所で働く人々が描かれます。

『九条の大罪』との共通点は、刑事事件が法廷でどのように扱われるのかを、人間ドラマと一緒に描くところです。

ニュースでは「逮捕」「起訴」「判決」と結果だけが伝えられます。

実際の裁判では、その間に多くの人が関わっています。

検察が何を立証するのか。

弁護士が何を争うのか。

裁判官が証拠をどう見るのか。

『九条の大罪』は弁護士側から司法を見る漫画です。

『イチケイのカラス』は、判決を出す側から司法を見る作品なので、続けて読むと同じ刑事司法でも景色が変わります。

作品の雰囲気はかなり違います。

『九条の大罪』では半グレやヤクザが身近に存在し、弁護士自身まで危険に巻き込まれます。

『イチケイのカラス』は裁判所が主な舞台で、裏社会の生々しさより、裁判官が事実をどう確かめるかに重点があります。

犯罪者側の怖さを求める人には物足りないかもしれません。

反対に、『九条の大罪』をきっかけに法律や裁判の仕組みそのものへ興味が出た人には、違う立場から司法を見られる一冊です。

7.外道の歌

「法律で裁かれた結果が、本当に被害者にとって納得できるものなのか」という部分に引っかかった人には、『外道の歌』があります。

主人公の鴨ノ目武と島田虎信は、法で十分に裁かれなかった犯罪者に対し、被害者の代わりに復讐を行う「復讐屋」です。

『九条の大罪』とは、主人公の立場が正反対に近い作品です。

九条は、どれほど嫌われる依頼人でも、弁護士として権利を守ります。

『外道の歌』では、法的な裁きだけでは足りないと考える被害者側から、犯罪者へ制裁を加えます。

だからこそ、続けて読むと興味深い対比になります。

加害者にも弁護を受ける権利がある。

一方で、被害者や遺族が「なぜ、これだけのことをした人間が守られるのか」と感じる場合もあります。

司法制度と感情の間には埋まらない溝があります。

『九条の大罪』では、その溝を九条の仕事を通して見ます。

『外道の歌』では、法の外へ出た人間が制裁を下すことで、別の方向から同じ問題に触れます。

注意したいのは、暴力描写です。

今回紹介した7作品の中でも、かなり強い表現があります。

犯罪被害の描写も重く、気軽に読める復讐漫画ではありません。

『九条の大罪』の法的なリアルさより、「悪人は法だけで裁ききれるのか」という問いをさらに過激な形で読みたい人に向いています。

全15巻で完結しているため、結末までまとめて読みたい人にも選びやすい作品です。

『九条の大罪』のどこが好きかで次の漫画を選ぶ

7作品から選びきれない場合は、『九条の大罪』のどの部分が特に印象に残ったのかで決めると選びやすくなります。

真鍋昌平作品の生々しさが好きなら『闇金ウシジマくん』

人物の表情、会話、金の流れ、半グレの怖さまで含めて『九条の大罪』が好きなら、『闇金ウシジマくん』を最初におすすめします。

同じ作者なので、社会の暗部を見る距離感が最も近い作品です。

九条とは違い、主人公自身が違法な金融業者なので、より救いのない展開もあります。

「読んで気持ちよくなる漫画」ではなく、「知らない世界を見てしまった怖さ」が好きな人に合います。

九条の弁護士としての仕事が好きなら『弁護士のくず』

法律を使った考え方や、弁護士と依頼人のやり取りが好きなら『弁護士のくず』です。

主人公は九条とは違うタイプですが、「人格的に立派な弁護士だから事件を解決できる」という作品ではありません。

感情ではなく、法律と事実をどう見るか。

弁護士漫画として事件を一つずつ楽しみたい人に向いています。

壬生や半グレの世界が好きなら『ギャングース』

『九条の大罪』で、九条より壬生や京極たちの動きが気になってしまう人には『ギャングース』があります。

犯罪ビジネスの中にいる若者を中心に描くため、裏社会側の事情をより深く読めます。

暴力や犯罪を美化する作品ではなく、なぜ若者がそこから抜けにくいのかまで描かれる点も魅力です。

法律と金の駆け引きが好きなら『ナニワ金融道』

九条が法律の穴や手続きを使う場面が好きなら、『ナニワ金融道』も相性がいいでしょう。

借金や契約を中心に、「知らなかった」では済まない世界を描きます。

現在とは制度が異なる部分があるため、法律の実用書としてではなく、金とルールをめぐる人間ドラマとして読むのがおすすめです。

社会制度の現実まで読みたいなら『健康で文化的な最低限度の生活』

『九条の大罪』で扱われる事件の背景にある、貧困、介護、依存、福祉などが気になった人には『健康で文化的な最低限度の生活』が合います。

犯罪者を追う漫画ではありません。

事件になる前の段階で、生活に困っている人と制度がどう向き合うのかを読めます。

『九条の大罪』に似た漫画を選ぶときのポイント

弁護士漫画だけに絞ると『九条の大罪』らしさを逃しやすい

『九条の大罪』の主人公は弁護士なので、似た漫画を「リーガル漫画」だけから探したくなります。

ただ、作品の大きな魅力は法廷そのものより、依頼人が生きている社会にあります。

半グレ、暴力団、介護、薬物、交通事故、貧困。

法律は、そうした現実の中で使われます。

同じ読み味を求めるなら、弁護士漫画だけでなく『闇金ウシジマくん』や『ギャングース』のような社会派クライム作品まで広げたほうが近い漫画を見つけやすくなります。

「悪人が出る漫画」より悪人にも論理がある作品を選ぶ

『九条の大罪』では、悪いことをした人物が単純な記号として描かれません。

犯罪者にも仲間がいて、家族がいて、金が必要な理由があります。

もちろん事情があれば犯罪が許されるわけではありません。

それでも、人がどのように犯罪へ入り、どんな論理で行動しているのかまで見せるから怖さがあります。

『闇金ウシジマくん』『ギャングース』は、同じように犯罪者側の生活や考え方まで描く作品です。

法律知識より「法と感情のズレ」が好きかを考える

九条が取る方法を見て、「法律上はそうなのかもしれないけれど、納得できない」と感じる場面があります。

その引っかかり自体が『九条の大罪』の面白さです。

同じ感覚を味わいたいなら『弁護士のくず』や『イチケイのカラス』が候補になります。

法で決められる結論と、人が求める正義は必ずしも同じではありません。

反対に、そのズレを法の外から描いた作品が『外道の歌』です。

よくある質問

『九条の大罪』に一番似ている漫画は?

最も近い作品は『闇金ウシジマくん』です。

作者が同じ真鍋昌平先生で、裏社会、金、犯罪、人間の弱さを生々しく描く作風が共通しています。

ただし、九条は弁護士として法の内側に立ち、丑嶋は違法金融の側にいます。

弁護士漫画として近い作品を探しているなら『弁護士のくず』がおすすめです。

『九条の大罪』のような弁護士漫画はある?

『弁護士のくず』が候補です。

型破りな弁護士が、依頼人の話と事実を見極めながらさまざまな事件へ対応します。

法廷や刑事裁判を別の立場から読みたいなら、裁判官が主人公の『イチケイのカラス』もおすすめです。

『闇金ウシジマくん』と『九条の大罪』はどちらから読むべき?

どちらからでも読めます。

『九条の大罪』は独立した作品なので、『闇金ウシジマくん』を読んでいなくても問題ありません。

『九条の大罪』の雰囲気が気に入ったあとに『闇金ウシジマくん』へ進むと、真鍋昌平先生が長く描いてきた「金と社会の闇」をより深く楽しめます。

半グレや裏社会が出てくる漫画ならどれ?

『ギャングース』がおすすめです。

振り込め詐欺や違法ビジネスなど、犯罪がどのように組織化されているのかまで描かれます。

より暴力的で復讐を中心にした作品なら『外道の歌』もありますが、残酷な描写が多いため苦手な人は注意が必要です。

法律や制度の勉強にもなる漫画は?

『弁護士のくず』『イチケイのカラス』『健康で文化的な最低限度の生活』は、法や制度を題材にしています。

ただし、漫画は実用書ではありません。

作品が描かれた時期から法律や運用が変わっている場合もあるため、自分のトラブルを解決するための法的判断には、最新の公的情報や専門家への相談が必要です。

完結している作品を一気読みするなら?

『闇金ウシジマくん』『ギャングース』『外道の歌』などは完結しているため、結末までまとめて読みたい人に向いています。

短めに読み切りたいなら全16巻の『ギャングース』、重いクライム作品をじっくり読みたいなら『闇金ウシジマくん』が候補になります。

まとめ

『九条の大罪』みたいな漫画を探すなら、「弁護士が主人公」という条件だけで選ばないほうが、近い作品に出会いやすくなります。

同じ真鍋昌平先生の生々しい社会描写を読みたいなら『闇金ウシジマくん』。

弁護士と依頼人の駆け引きを楽しみたいなら『弁護士のくず』。

半グレや犯罪ビジネスの内側をもっと読みたいなら『ギャングース』がおすすめです。

法律と金の関係なら『ナニワ金融道』、社会制度と困窮者の現実なら『健康で文化的な最低限度の生活』、裁判官側から司法を見たいなら『イチケイのカラス』も候補になります。

『九条の大罪』を読んで残るのは、「法律どおりなら、それで正しいのか」という簡単には答えられない感覚です。

似た漫画を選ぶときも、正義と悪がはっきり分かれる作品より、読む側が途中で判断に迷う作品を選ぶと、『九条の大罪』に近い読書体験を味わいやすくなります。

気になった作品があれば、まず1巻から読んでみてください。事件の派手さより、「その人物の立場なら、どう動くのか」と考えさせられる作品ほど、『九条の大罪』が好きな人には長く残る一冊になりやすいでしょう。

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