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『日本三國』の相関図・勢力図をわかりやすく解説|大和・聖夷・武凰はどこ?

『日本三國』には、大和・聖夷・武凰という3つの国だけでなく、各国内の派閥や複雑な人間関係も登場します。

さらに物語が進むと、国名や統治者、主人公・三角青輝を取り巻く関係まで大きく変化します。

結論からいうと、物語開始時の勢力は次の3つです。

  • 西日本を支配する「大和」
  • 東日本を支配する「武凰」
  • 北日本を支配する「聖夷」

ただし、原作では聖夷が「奥和」へ変わり、大和でも平殿器が天満王として実権を握るなど、勢力図が再編されています。

この記事では、『日本三國』の相関図・勢力図・地図を、物語開始時と原作最新局面に分けてわかりやすく解説します。

※この記事には『日本三國』の重大なネタバレが含まれます。アニメだけを見ている方は「原作最新の勢力図」以降にご注意ください。

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目次

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『日本三國』の相関図・勢力図を先に確認

物語開始時の日本は、大きく3つの国に分裂しています。

北日本:聖夷
   ↓対立
西日本:大和 ←戦争・領土争い→ 東日本:武凰

原作で物語が進んだあとの関係は、次のように変化します。

奥和(旧・聖夷)
   ↓大和の影響下
大和・平政権 ←全面戦争→ 武凰
   ↑
国内から青輝たちが対抗

もっとも重要なのは、大和が一枚岩ではないことです。

表向きは大和対武凰という国家間戦争ですが、大和国内では平殿器を中心とする政権と、三角青輝を含む反平勢力の対立も進んでいます。

大和・聖夷・武凰の違い

物語開始時の三国を整理すると、次のようになります。

国名主な領土首都政治体制・指導者主な登場人物
大和西日本大阪都帝政。ただし平殿器が実権を握る三角青輝、阿佐馬芳経、龍門光英、平殿器
武凰東日本小田原都武凰帝を頂点とする帝政凰条桃邦、武蔵守重楼、大皇媛仁
聖夷北日本聖籠都大統領制。のちに輪島桜虎が政権を掌握輪島桜虎、閉伊弥々吉、九羅亜輝威

三国のうち、主人公・三角青輝が暮らしているのは大和です。

青輝は単に大和を勝たせたいのではなく、分裂した日本を再び統一し、戦争のない国を作ることを目指しています。

そのため、青輝にとって本当の敵は武凰や聖夷だけではありません。民衆を犠牲にして権力を維持する大和の平政権も、乗り越えなければならない相手です。

『日本三國』の地図を現在の日本に当てはめると?

『日本三國』の日本列島は、現在の都道府県境とは異なる行政区分で統治されています。

そのため完全に一致するわけではありませんが、現在の日本地図に当てはめると、おおむね次のように分かれます。

大和は西日本

大和は、大阪都を首都とする西日本最大級の国家です。

旧愛知県付近から西側の近畿・中国・四国・九州地方を中心に支配しています。

主人公の三角青輝は、旧愛媛県にあたる愛媛郡の出身です。

大和には多くの人口と兵力がありますが、政治の実権は内務卿・平殿器に集中しています。

武凰は東日本

武凰は、小田原都を首都とする東日本の国家です。

旧岐阜県付近から関東地方、東北地方の太平洋側にかけて広い領土を持っています。

武凰帝・凰条桃邦と宰相・武蔵守重楼を中心に建国され、大和と東西で日本を二分する大国となりました。

聖夷は北日本

聖夷は、旧新潟県付近の聖籠都を首都とする北日本の国家です。

北陸地方の一部、日本海側の東北地方、北海道などを支配しています。

当初は大統領を頂点とする共和国でしたが、旧政権が大和への降伏を検討したことで、輪島桜虎がクーデターを起こします。

その後、桜虎を中心とする軍事色の強い政権へ変化しました。

アニメ範囲でわかる主要人物の相関図

まずは、物語序盤からアニメ範囲までの主要人物の関係を確認します。

人物相手関係
三角青輝東町小紀夫婦
三角青輝阿佐馬芳経親友・同志
三角青輝龍門光英主君と家臣
阿佐馬芳経龍門光英主君と家臣
龍門光英賀来泰明将軍と軍師
龍門光英平殿器大和国内の政敵
平殿器藤3世実権を握る外戚と操られる帝
輪島桜虎閉伊弥々吉指導者と側近・保護者
輪島桜虎龍門光英父の仇として憎む相手

このなかでも、物語の中心となるのが青輝・芳経・龍門・平殿器の関係です。

三角青輝を中心とした相関図

三角青輝と東町小紀は夫婦

東町小紀は三角青輝の妻であり、青輝の人生を大きく変えた人物です。

青輝はもともと膨大な知識を持ちながら、目立たず静かに暮らそうとしていました。

しかし、小紀が平殿器の命令によって処刑されたことで、その生き方は一変します。

小紀が青輝に託した願いは、単なる復讐ではありません。

青輝が日本統一を目指す根本には、小紀との約束と、戦争や理不尽な処刑で人が死なない国を作りたいという思いがあります。

小紀がなぜ処刑されたのかについては、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:『日本三國』東町小紀はなぜ死亡した?青輝との約束と処刑理由

三角青輝と阿佐馬芳経は親友

阿佐馬芳経は、名門・阿佐馬宗家の嫡男です。

高い戦闘能力を持ち、知略を得意とする青輝とは対照的な人物として描かれています。

青輝と芳経は登龍門を突破し、そろって龍門光英に仕えることになります。

序盤では互いの欠点を補える最高の相棒ですが、物語が進むと立場の違いが大きくなります。

青輝は平政権を倒そうとする一方、芳経は平殿器の娘・平汐莉と結婚します。

その結果、2人は親友でありながら、政治的には異なる未来を目指す関係になっていきます。

三角青輝と龍門光英は主従関係

龍門光英は大和の辺境将軍です。

青輝と芳経の才能を見抜き、自らの配下に加えた人物でもあります。

戦場での龍門は、兵士たちから圧倒的な支持を集める名将です。一方、平殿器にとっては自身の権力を脅かしかねない危険人物でもあります。

青輝は龍門のもとで軍事・政治の経験を積み、日本を統一するための現実的な方法を学んでいきました。

三角青輝と平殿器は最大の敵対関係

平殿器は大和の内務卿として政治の実権を握り、先帝を毒殺したうえで幼い藤3世を操っていた人物です。

また、青輝の妻・小紀の処刑を命じた張本人でもあります。

ただし、青輝と平殿器の対立は、個人的な復讐だけでは説明できません。

平殿器は恐怖と粛清によって国家を統治しようとします。一方の青輝は、民衆の生活と将来を守れる国家統一を目指しています。

つまり、2人は「日本をどのような国にするのか」という思想の部分でも正反対です。

平殿器の目的や過去については、以下の記事で詳しく考察しています。

関連記事:『日本三國』平殿器とは何者?目的・過去・青輝との関係を解説

大和の勢力図と組織関係

大和は西日本を支配する大国ですが、国内には複数の派閥があります。

平殿器を中心とする中央政権

大和の表向きの最高権力者は大和帝・藤3世です。

しかし、実際に政治を動かしているのは平殿器でした。

藤3世
  ↓表向きの大和帝
平殿器
  ↓実際の政治・軍事を支配
平殿継・平汐莉など平一族

平殿器は自分の娘を藤3世の后にすることで外戚となり、朝廷を支配します。

のちには自ら天満王を名乗り、大和帝を象徴的な立場へ追いやりました。

龍門光英を中心とする辺境将軍隊

龍門光英の勢力には、軍師の賀来泰明をはじめ、青輝や芳経などの優秀な人材が集まっています。

龍門光英
├─ 賀来泰明
├─ 三角青輝
├─ 阿佐馬芳経
└─ 菅生ら将兵

龍門は大和を守る将軍ですが、平殿器に全面的に従っているわけではありません。

民衆や兵士からの人気が高いため、平殿器から警戒され続けます。

その意味では、大和対武凰・聖夷という国家間の対立だけでなく、「平殿器対龍門光英」も序盤の重要な勢力争いです。

平殿継と平汐莉

平殿継は平殿器の息子です。

父の後継者候補として政治と軍事に関わり、金沢での戦いなどを通して菅生との信頼関係を築いていきます。

関連記事:『日本三國』平殿継はどんな人物?父・平殿器との関係を解説

平汐莉は平殿器の娘で、のちに阿佐馬芳経と結婚します。

この結婚により、芳経は平一族の婿となりました。

芳経は青輝の親友ですが、汐莉との結婚後は平政権の内部に組み込まれます。これが、青輝と芳経の進む道を分ける大きな要因です。

関連記事:『日本三國』平汐莉とは?阿佐馬芳経との結婚と今後を考察

聖夷の相関図と輪島桜虎の勢力

聖夷では、輪島桜虎を中心とした勢力が旧政権を倒します。

人物立場・関係
輪島桜虎クーデター後の聖夷を率いる指導者
閉伊弥々吉桜虎の側近。保護者に近い存在
長尾武兎惇桜虎を強く慕う配下
九羅亜輝威高い武力を持つ桜虎の部下
芥生葉瑠壱大和への降伏を検討した旧政権の大統領

桜虎の父・輪島白虎は、過去の大和との戦いで命を落としています。

そのため桜虎は、父を倒した龍門光英と賀来泰明に強い憎しみを抱いています。

聖夷と大和の戦争には領土問題だけでなく、桜虎個人の復讐も深く関係しているのです。

輪島桜虎と閉伊弥々吉

閉伊弥々吉は、桜虎の父の代から仕えていた人物です。

桜虎にとっては単なる部下ではなく、父親代わりに近い存在でもあります。

桜虎が強硬な決断を下す一方、弥々吉は参謀として彼女を支えます。

輪島桜虎と九羅亜輝威

九羅亜輝威は、もともと集団を率いていた荒々しい人物です。

桜虎に制圧されたのち、その力を認められて配下となりました。

聖夷軍のなかでも特に高い武力を持つため、龍門勢力との戦いで重要な役割を果たします。

武凰の相関図と内部対立

武凰は、大和や聖夷と比べて物語序盤の登場場面が少ない国です。

しかし、原作が進むと大和の最大の敵国として存在感を増していきます。

人物立場・関係
凰条桃邦初代武凰帝
武蔵守重楼武凰の宰相・建国の中心人物
大皇媛仁皇統につながる人物。皇道派の中心
松園賈苅媛仁に従う将軍
狩野千代仙台方面を守る武凰の将軍

凰条桃邦と武蔵守重楼は、旧来の皇室を排除して武凰を建国した中心人物です。

一方、大皇媛仁は正統な皇統につながる人物であり、現在の武凰政権とは異なる国家のあり方を考えています。

そのため武凰も、大和と同様に内部対立を抱えています。

武凰帝・凰条桃邦
   ├─ 宰相・武蔵守重楼
   └─ 現政権

大皇媛仁
   └─ 松園賈苅ら皇道派

表向きは大和との戦争に対応していますが、今後は武凰帝側と皇道派の対立が激しくなる可能性があります。

これは作中の描写をもとにした考察であり、皇道派が最終的にどのような行動を取るかは、まだ確定していません。

原作最新の勢力図|聖夷は奥和へ変わる

ここからは、原作最新話付近までの重大なネタバレを含みます。

物語開始時と現在では、三国の関係が大きく変化しています。

物語開始時原作で進んだあとの状況
大和帝・藤3世が大和の君主平殿器が天満王となり、藤3世は象徴的な立場へ
聖夷が北日本を統治聖夷が敗北し、大和の影響下にある奥和へ変更
龍門が大和の辺境将軍龍門は投獄され、政治的に排除される
賀来が龍門の軍師賀来は死亡
青輝と芳経が龍門に仕える青輝と芳経の政治的立場が分かれる
大和と武凰が対立平殿器が武凰への東征を開始
青輝は大和の一将兵平政権を倒すため独自に動き始める

聖夷から奥和への変化

大和との戦争に敗れた聖夷は、政府と軍を解体されます。

その後、国名は「奥和」へ変更されました。

奥和は形式上、独自の国家として残っています。しかし、大和軍が駐留し、政治にも大和の強い影響が及んでいるため、実質的には大和の従属国に近い状態です。

旧聖夷が支配していた北陸方面の領土も、一部が大和に編入されています。

大和と奥和は同盟関係なのか?

表向きには、大和と奥和は安全保障上の協力関係にあります。

しかし、対等な同盟とは言いにくい関係です。

大和は軍事力によって聖夷を降伏させ、その後の奥和政府にも影響力を持っています。

そのため、実態としては次のような上下関係です。

大和・平政権
   ↓政治的、軍事的に支配
奥和
   ↓兵力を提供
大和の武凰東征に参加

奥和軍を率いる九羅珀亜は、九羅亜輝威の娘です。

彼女は単に大和へ服従しているだけではなく、戦乱そのものを終わらせようとする意志を持っています。

今後、奥和が大和から離反するのか、それとも独自の勢力として再び台頭するのかが注目されます。

原作最新の大和は平政権と反平勢力に分裂

現在の大和では、平殿器が天満王として国家の頂点に立っています。

しかし、すべての人物が平政権に従っているわけではありません。

平政権側

  • 天満王・平殿器
  • 平殿継
  • 平汐莉
  • 阿佐馬芳経
  • 平政権に従う大和軍と官僚

平政権に対抗する側

  • 三角青輝
  • 龍門光英
  • 反平結社に関係する人物
  • 平殿器の粛清や専制に反発する大和の将兵・官僚

ただし、芳経を単純な悪役や平殿器の忠臣と考えるのは早計です。

芳経は平汐莉を大切にしており、汐莉が次の統治者となる未来を考えています。

一方の青輝は、平一族による支配そのものを終わらせようとしています。

つまり、青輝と芳経は「戦争を終わらせたい」という大きな目的では近くても、その実現方法と次の統治者をめぐって意見が異なっているのです。

現在の勢力関係を一覧で整理

勢力相手現在の関係
大和・平政権武凰東征による全面戦争
大和・平政権奥和大和が優位な協力・従属関係
三角青輝平殿器大和国内で敵対
三角青輝阿佐馬芳経親友だが政治的な目的が分かれ始める
平殿器龍門光英龍門を危険視し、政治的に排除
武凰現政権皇道派国内で潜在的に対立
奥和大和東征に参加する一方、将来的な離反の可能性あり

現在の『日本三國』は、単純な三国同士の戦争ではありません。

大和と武凰の国家間戦争、大和内部の政争、武凰内部の皇統をめぐる対立、奥和の独立問題が同時に進んでいます。

聖夷がなくなったのに、なぜ『日本三國』なのか?

聖夷が奥和へ変わったため、「すでに三国ではないのでは?」と疑問に思う人もいるでしょう。

作品タイトルの『日本三國』は、物語開始時に日本が大和・武凰・聖夷の3国家へ分裂していることに由来します。

聖夷は敗北しましたが、北日本の国家と住民が完全に消滅したわけではありません。奥和として存続し、独自の軍人や政治的な思惑も残っています。

したがって、現在の構図は「大和・武凰・聖夷の三国対立」から、次のような複合的な勢力争いへ変化したと考えるのが適切です。

  • 平殿器が支配する大和
  • 大和に対抗する武凰
  • 大和の影響下に置かれた奥和
  • 大和内部で平政権に対抗する青輝たち
  • 武凰内部で現政権と対立する皇道派

今後、青輝が新たな政治勢力を作れば、国家の数ではなく「青輝・平殿器・武凰」という新しい三つどもえになる可能性もあります。

ただし、これは現在の勢力関係から考えられる予想であり、作品内で確定している事実ではありません。

『日本三國』の相関図に関するよくある質問

『日本三國』の主人公は誰?

主人公は三角青輝です。

旧愛媛県にあたる愛媛郡出身で、膨大な歴史・政治・軍事の知識を持っています。

妻・東町小紀との約束を果たすため、分裂した日本の再統一を目指します。

『日本三國』のラスボスは平殿器?

現時点では、平殿器が青輝にとって最大の敵です。

小紀の処刑を命じた人物であり、大和を恐怖と粛清によって支配しています。

ただし、物語の最終的な敵が平殿器になると公式に確定したわけではありません。武凰の政権や、統一後の国家体制そのものが最終的な課題になる可能性もあります。

大和と武凰はどちらが強い?

大和は人口と広大な領土を持ち、奥和の兵力も東征へ動員できます。

一方、武凰も強固な防衛拠点と優秀な将軍を抱えているため、大和が簡単に征服できる相手ではありません。

単純な国力では大和が優位に見えますが、遠征軍の補給や大和国内の反平勢力が弱点となります。

青輝と芳経は敵になる?

現在の2人は完全な敵ではありません。

しかし、青輝は平政権の打倒を目指し、芳経は妻・平汐莉の将来を守ろうとしています。

平殿器や汐莉の扱いをめぐって、2人が一時的に対立する可能性は高いでしょう。

奥和は大和の一部?

奥和は形式上、独立した国家です。

ただし、大和軍が駐留し、政治・軍事の両面で大和の強い影響を受けています。そのため、完全な独立国というより大和の従属国・傀儡国家に近い状態です。

まとめ

『日本三國』の物語開始時、日本は次の3つの国に分かれています。

  • 西日本の大和
  • 東日本の武凰
  • 北日本の聖夷

主人公・三角青輝は大和に所属し、龍門光英や阿佐馬芳経とともに戦いながら、日本統一を目指します。

しかし、大和の実権を握る平殿器は青輝の妻・東町小紀を処刑した人物であり、青輝にとって国家内部の最大の敵です。

原作が進むと聖夷は大和に敗れ、奥和へ変わります。平殿器は天満王となり、武凰への東征を開始しました。

現在の勢力図は、単純な大和・武凰・聖夷の三国対立ではありません。

大和対武凰、大和対奥和、大和国内の平政権対青輝、武凰国内の現政権対皇道派という複数の対立が同時進行しています。

特に今後の鍵となるのは、青輝と芳経の友情が政治的な対立を乗り越えられるのか、奥和が大和の支配から独立するのか、そして武凰の皇道派がどのように動くのかという3点でしょう。

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