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【九条の大罪】おもちとは?死亡の経緯と壬生のタトゥーの意味を解説

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『九条の大罪』のおもちは、壬生憲剛が大切に飼っていたパグです。人間の登場人物や壬生のあだ名ではありません。

結論からいうと、おもちはすでに死亡しています。原作では、伏見組の賭場に手を出した壬生への制裁として、京極が「壬生自身の命か、おもちの命か」という残酷な選択を迫りました。壬生は生き残るため、自らおもちの命を奪います。

壬生の背中に彫られた犬と「RICE CAKE」のタトゥーは、亡くなったおもちを忘れないためのものです。そこには愛情だけでなく、壬生の後悔、自責の念、京極への憎しみまで刻まれています。

この記事では、おもちの正体と死亡した経緯、壬生のタトゥーの意味、原作漫画とNetflixドラマ版の違い、おもち役の犬までネタバレ込みで整理します。

※原作漫画およびNetflixシリーズ『九条の大罪』の重大なネタバレを含みます。動物が命を落とす場面にも触れます。
※記事内のリンクには広告が含まれます。

おもちの伏線は序盤から張られています。最初から読み返す場合は、『九条の大罪』1巻で壬生のタトゥーを確認してから3巻へ進むと、見え方の変化を楽しめます。

目次

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九条の大罪のおもちとは?正体を先に整理

項目内容
名前おもち
正体壬生憲剛の愛犬
犬種パグ
生死死亡
死因制裁で究極の選択を迫られた壬生が、自ら命を奪った
原作で死の経緯が明かされる話第27審(単行本3巻)
壬生のタトゥーおもちの肖像、「RICE CAKE」などの文字
ドラマ版のおもち役タレント犬のパグ・ごんすけ

おもちは物語の現在に壬生と暮らしている犬ではなく、壬生の回想や身体に残されたタトゥーを通して存在感を示すキャラクターです。

かわいい名前とパグの姿だけを見ると、壬生の意外な一面を表すマスコットのようにも思えます。しかし、おもちは壬生と京極の因縁を理解するための核心です。おもちの死を知ると、壬生のタトゥー、京極への態度、その後の反抗が一本につながります。

おもちはどうなる?すでに死亡している

「九条の大罪 おもち どうなる」と気になっている人への答えは、おもちは助からず、すでに死亡しているです。後になって生存が判明したり、別の犬として戻ったりする展開ではありません。

ただし、おもちの死亡は自然死ではありません。壬生が裏社会で生きる人物になった過程と深く結びついています。

きっかけは壬生が伏見組の賭場に手を出したこと

若いころの壬生は、伏見組が関係する賭場の売上金を奪おうとしました。しかし計画は失敗し、黒幕が壬生であることも露見します。

壬生を制裁したのが、伏見組の京極です。京極は壬生をその場で殺して終わらせるのではなく、壬生が最も大切にしているおもちを利用します。

この制裁の目的は、奪われた金を取り返すことだけではありません。壬生に逆らった代償を一生忘れさせず、京極の支配下へ置くことにありました。

京極が「壬生か、おもちか」の二択を迫る

京極は壬生に、自分が死ぬか、自分の手でおもちを殺すかという二択を突きつけます。

壬生が拒めば、自分が殺される。命令に従えば、何よりも大切な愛犬を自分で傷つけなければならない。どちらを選んでも壬生の心が壊れるように作られた選択です。

京極が他人におもちを殺させなかった点も重要です。壬生自身に実行させれば、壬生は京極を恨むだけでなく、「自分が殺した」という罪悪感も抱え続けます。肉体への暴力よりも深く、長く壬生を縛る制裁だったのです。

壬生は金属バットでおもちの命を奪った

最終的に、壬生は自分が生きる道を選びます。そして涙を流しながら、金属バットでおもちの命を奪いました。

壬生は部下を従え、裏社会で冷静に人を動かす人物です。しかし、おもちの場面では感情を隠しきれません。読者にとって残酷なのは、壬生がおもちを愛していなかったから手を下したのではなく、深く愛していたにもかかわらず、自分の命を選んだことです。

この経験により、壬生には二つの感情が残りました。

  • 残酷な選択を迫った京極への憎しみ
  • おもちより自分の命を選んだことへの自責の念

おもちの死は、壬生を単純な被害者にも、単純な悪人にもさせません。支配された被害者であると同時に、自ら手を下した加害者でもあるという矛盾が、壬生という人物を複雑にしています。

壬生のおもちのタトゥーにはどんな意味がある?

壬生の身体には、おもちを思わせる意匠が複数あります。特に目を引くのが、背中のパグの肖像と「RICE CAKE」の文字です。

意匠意味
パグの肖像亡くなった愛犬おもちの姿
RICE CAKE「おもち」を英語に置き換えた表現
EVERLASTING LOVE RICE CAKEおもちへの永遠の愛情を示す言葉
天秤自分の命とおもちの命を量らされた選択を想起させる意匠

「RICE CAKE」は直訳すれば餅です。壬生は愛犬の名前「おもち」を英語に置き換え、身体へ刻んでいます。

タトゥーの意味を「愛犬が好きだったから」だけで説明すると、重要な部分が抜け落ちます。壬生にとってタトゥーは、おもちを愛していた証しであると同時に、自分が命を奪った事実を忘れないための記憶でもあります。

タトゥーは愛情・追悼・自責の三つを表す

壬生のおもちのタトゥーには、少なくとも次の三つの意味を読み取れます。

  1. 愛情:おもちが壬生にとってかけがえのない存在だったこと
  2. 追悼:亡くなったおもちの姿と名前を残すこと
  3. 自責:自分が下した選択を忘れず、身体に背負い続けること

このうち、愛犬の肖像や文字が描かれていることは作中で確認できる事実です。一方、「自責を刻んだ」という部分は、壬生の過去とその後の行動から導ける解釈です。

事実と考察を分けて見ると、タトゥーが単なる威圧用の刺青ではないことが分かります。怖い外見を作る装飾ではなく、壬生の内面を身体の外へ可視化したものなのです。

タトゥーが背中にあることも象徴的

背中は、本人が鏡を使わなければ見えない場所です。それでも壬生は、おもちの大きな肖像を背負っています。

「背負う」という日本語には、身体に載せる意味だけでなく、責任や罪、過去を引き受ける意味もあります。作者がこの言葉遊びを明言したわけではありませんが、おもちの死を背負い続ける壬生の姿と、背中のタトゥーは強く重なります。

おもちは壬生にとって何だった?

おもちは壬生の「本当は優しい人」という免罪符ではありません。壬生がおもちを深く愛していても、彼が人を傷つけ、犯罪に関わってきた事実は消えないからです。

むしろ重要なのは、冷酷な人物にも大切な存在があり、愛情と暴力性が同じ人間の中に共存していることです。『九条の大罪』は人物を善人と悪人に単純化せず、矛盾した感情と選択を描きます。おもちは、その描き方を最も分かりやすく示す存在です。

壬生が打算なしに愛情を向けた相手

壬生と裏社会の人間関係には、金、上下関係、利用価値、裏切りがつきまといます。その中で、おもちは損得を考えずに愛情を向けられる相手でした。

作中では、壬生がおもちの名前を仲間とのグループ名に使い、パグをかたどった装飾品も身につけています。身体の刺青だけでなく、生活のさまざまな部分におもちの存在を残しているのです。

老犬のおもちとの時間を大切にしていた

おもちは、命を奪われた時点ですでに老犬でした。壬生はカートに乗せて散歩し、残された時間が長くないことも意識していました。

自然に訪れる別れを覚悟しながら、それでも最後まで世話をしようとしていた相手を、自分の手で早く失うことになった。この違いが壬生の後悔をさらに深くしています。

おもちの死が京極と壬生の因縁になった理由

おもちの事件以前から、京極と壬生は対等ではありません。伏見組の京極が上に立ち、半グレの壬生がその後ろ盾を必要とする関係でした。

しかし、おもちを利用した制裁によって、この関係は単なる仕事上の上下関係ではなくなります。京極は壬生を生かす代わりに、最も大切なものと自尊心を壊しました。

壬生が後に京極へ反抗する背景には、組織上の損得だけでは説明できない個人的な憎しみがあります。おもちの記憶を抱えたまま京極に従ってきた時間が長いほど、その反抗は衝動ではなく、積み重なった復讐として見えてきます。

壬生の裏切りや京極との対立、その後の行方まで知りたい場合は、壬生憲剛の最後と現在地を整理した記事で詳しく解説しています。

抗争が本格化した後の流れを追う場合は、『九条の大罪』9巻を確認すると、壬生、京極、九条をめぐる危険な関係を読み進められます。

原作とNetflixドラマでおもちの死亡経緯は違う

おもちの死について調べると、「京極に命じられた」という説明と「菅原の差し金」という説明が見つかります。これは、原作漫画とNetflixドラマ版で設定が整理・変更されているためです。

作品壬生を追い込んだ人物おもちの結末
原作漫画伏見組の京極壬生が自ら命を奪う
Netflixドラマ版対立する半グレの菅原の差し金壬生が自ら命を奪う状況へ追い込まれる

どちらも「壬生が自分の手で愛犬を失い、愛情と後悔を背負う」という核心は共通しています。一方、誰が壬生を追い込んだのかは同じではありません。

ドラマ版だけを見た人に原作の京極をそのまま当てはめたり、原作の説明に菅原を混ぜたりすると人物関係が分かりにくくなります。検索結果の説明が食い違って見えるときは、原作とドラマのどちらを扱っているか確認してください。

Netflixドラマのおもち役はパグの「ごんすけ」

Netflixシリーズ『九条の大罪』でおもちを演じたのは、タレント犬のパグ「ごんすけ」です。

Netflix公式が公開した制作トリビアによると、ドラマ版の壬生の背中にあるおもちの刺青は、ごんすけをモデルに制作されました。壬生役の町田啓太さんが、おもちの刺青を含む上半身全体の刺青メイクを施すには3時間以上かかったとされています。

さらに撮影現場では、ごんすけが京極役のムロツヨシさんに非常によく懐いたという裏話も紹介されています。本編の緊張感とは対照的なエピソードです。

おもちはCGではなく実際のタレント犬

ドラマ版のおもちは、CGだけで作られた犬ではありません。ごんすけが実際に演じています。

壬生役の町田啓太さんとごんすけが触れ合う姿は、壬生がおもちへ向ける愛情を映像で伝える重要な要素になりました。原作では刺青や回想から読み取る感情が、ドラマでは表情、声、犬との距離によって直感的に伝わります。

おもちは原作の何巻・何話に登場する?

おもちに関する情報は、一度にすべて明かされるのではなく、序盤から段階的に提示されます。

話数・巻分かること
第8審・第9審(1巻)壬生のタトゥーや会話から、おもちの存在と死亡が示される
第27審(3巻)回想でおもちが登場し、死亡した経緯が明かされる
第36審(4巻)壬生がおもちとの思い出を語り、愛情と後悔が深掘りされる

おもちの死だけを早く確認したいなら3巻が中心です。ただし、1巻のタトゥーが何を意味するのか分からない状態から読むと、3巻で過去が判明したときの衝撃が強くなります。

また、壬生の気持ちまで理解したい場合は4巻まで続けて読むのがおすすめです。3巻が「何が起きたか」、4巻が「壬生に何が残ったか」を補う関係になっています。

九条の大罪のおもちに関するFAQ

おもちは人間ですか?

人間ではありません。壬生憲剛が飼っていたパグの名前です。壬生のあだ名や組織名でもありません。

おもちは死亡していますか?

死亡しています。原作では、京極から究極の選択を迫られた壬生が、自分の命を守るためにおもちの命を奪いました。

おもちを殺したのは誰ですか?

直接手を下したのは壬生です。ただし、原作では京極が壬生に選択を迫り、実行させています。そのため、出来事の責任を「壬生だけ」「京極だけ」と単純に切り分けることが、この場面では難しくなっています。

ドラマ版では誰がおもちを死なせたのですか?

Netflixドラマ版では、対立する半グレの菅原の差し金によって、壬生が自らおもちの命を奪う状況に追い込まれたと描かれています。原作の京極による制裁とは設定が異なります。

壬生の背中にいる犬はおもちですか?

おもちです。背中のパグの肖像と「RICE CAKE」の文字は、亡くなった愛犬を示しています。ドラマ版の肖像は、おもち役のごんすけがモデルです。

RICE CAKEにはどんな意味がありますか?

英語の「rice cake」は餅を意味します。愛犬の名前「おもち」を英語に置き換えた表現です。「EVERLASTING LOVE RICE CAKE」は、おもちへの変わらない愛情を表す言葉として読めます。

おもちの死亡は何巻で分かりますか?

おもちがすでに死亡していることは1巻の会話から分かり、詳しい死亡経緯は第27審を収録した3巻で明かされます。壬生がおもちとの思い出を語る場面まで読むなら4巻も確認してください。

ドラマのおもち役は何という犬ですか?

パグのタレント犬・ごんすけです。Netflix公式の制作トリビアでも、おもち役として紹介されています。

まとめ|おもちは壬生が背負い続ける愛犬の記憶

『九条の大罪』のおもちについて、重要な点をまとめます。

  • おもちは壬生憲剛が飼っていたパグ
  • おもちは自然死ではなく、制裁の中で命を落とした
  • 原作では京極が壬生に「自分か、おもちか」の選択を迫った
  • 壬生は自分の命を選び、金属バットでおもちの命を奪った
  • 死の詳しい経緯は第27審・単行本3巻で明かされる
  • 背中のパグと「RICE CAKE」はおもちを示すタトゥー
  • タトゥーには愛情、追悼、自責の意味が重なっている
  • ドラマ版では菅原の差し金に変更されている
  • ドラマのおもち役はパグのタレント犬・ごんすけ

おもちは、壬生に「優しい一面もある」と付け加えるだけの存在ではありません。壬生が愛情を持つ人間でありながら、自分の命のためにその愛情を壊したという矛盾を示す存在です。

だからこそ、おもちのタトゥーは追悼であると同時に、消せない罪の記憶にも見えます。おもちの過去を知ったあとに壬生と京極の場面を読み返すと、二人の会話の裏にある恐怖と憎しみが、よりはっきり見えてくるでしょう。

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